高専祭で販売するために友人と同人誌「ンゴシリーズ vol.1」を制作した。
今回は国立国会図書館への納本について記す。結構インターネットにある情報と違う部分があったのでそれも記す。
出稿編 、販売編 のほうが時系列的には先なので読んだほうが良いかも。
クリスマスイブに何やってるんだろう
納本しましょう
国立国会図書館 納本制度の概要 にあるように、日本国内で発行され、相当部数発行された本、雑誌などはすべて納本する必要がある。CD/DVDなども納本の対象みたい。
相当部数とは通常100部以上発行(売れたかどうかではなく作った量)らしい。ンゴシリーズは110部発注したので大丈夫。
有料で販売した物は申請を行えば1冊の半分の値段が返ってくる。郵送する場合は送料も返ってくる。制作したンゴシリーズは500円で販売したので250円税金ちゅるちゅるできる。
一応罰則もあるらしい。というか自分の作った本が国立国会図書館に入るってなんか良くね?ということで納本をお勧めする。
本作ったけど納本していない人は即納本しよう。
注意点などは国立国会図書館 企業・団体、個人からの納本 に色々載っている。
以下は税金ちゅるちゅるする際の話になる。無償で納本する場合はあまり考えず直接持ち込めば大丈夫だと思う。
本の発行時の注意点
納本する際、発行時(印刷する前)に注意する点を記す。これは一度国立国会図書館にメールを送って確認した。
価格を裏表紙や奥付に記載する
記載がない場合はお品書きなどを提出すれば良いので、あまり問題にはならないが書いていた方が確実。発行者は自分にする(印刷会社は印刷者として記載する)
発行者を印刷会社名にすると、印刷会社が納本する扱いになり納本できなくなるので注意。
印刷会社名を書く場合は、「印刷者」として書くほうがよい。Caution
これ重要
ンゴシリーズの奥付の画像を貼っておくので参考にしてほしい。
納本する
納入書をもらう
税金ちゅるちゅるする場合はまず国立国会図書館にメールで連絡する。
国立国会図書館 企業・団体、個人からの納本 を参考に必要事項を記入する。
発行頻度が決まっている本(ンゴシリーズも年1回を予定している)は国立国会図書館サーチ上での扱いが変わるので、発行の頻度をしっかり申告する。
申請用の書類は郵送で届くと聞いていたが、スキャンしたPDFファイルが添付されて送られてきた。
ちなみにこの納入書はEpson Scan 2
でスキャンしたようだ。
納入書を印刷し、記入例の通りに書き込めばOK。ボールペン書きなので注意。
送る
送るのは何でもいいけど430円のレターパックライト(安い方)を使った。
安い方でもA4の本が入る。
郵便局はどこもstera terminalが入っているので良い。
受領書をもらっている人がいたので受領書の送付先を書いたが今はもらえないらしい。
本は2部入れたが、1部分しか代償金の対象にはならない。もう1部は寄贈ということになり国立国会図書館の関西館で保管される。
また、一応実際に販売時に使ったお品書きのコピーも添付した。
代償金の入金
まだ来ていないが、納入書を送ってから約2か月後になるらしい。ネット銀行なので振り込まれたらすぐわかるが、財務省から「国庫金振込通知書」が届くようなので届いたらまた追記する。
NDLサーチで見る
送付から20日ぐらいでNDLサーチでンゴシリーズが見れるようになった。ここ から見れる。
だがまだ定期刊行しているという情報のみでvol.1単体の情報は見れない。また借りて読むこともできないようだ。
1か月程度とネットにあったが、年末年始をはさむのでもう少し長くなるかもしれない。
また見れるようになったら追記する。
おわりに
本当は直接持ち込みたかったが、収集窓口は平日しか空いていないので高専生には厳しかった。そのため郵送にした。
関係者出入口から入れるみたいなのでなんか良いよね。
ここまで3記事にわたってしょうもない読んでいただき本当にありがたい。
クリスマスイブにやることが一切ないnikachuがお送りした。